- あみ
- I
あみ【網】(1)糸や針金などを編んで枡形(マスガタ)の目を表したもの。 (ア)魚や鳥などを捕らえるのに用いるもの。 (イ)食べ物を焼くのに用いるもの。
「~で餅を焼く」
(2)人や物を捕らえるために張りめぐらされたもの。「捜査の~をしぼる」「法律の~をくぐる」
→ 網の目(3)印刷で, 規則的に並んでいる小さな点のこと。 網点。~呑舟(ドンシユウ)の魚を漏らす〔史記(酷吏列伝)〕大悪人をも逃がすほど法網がゆるやかである。~無くて淵(フチ)をのぞくな〔抱朴子(勖学)〕網を持たないのに淵の魚を取ろうとのぞいても無駄である。 十分な用意をしなければ成功しないということ。~を張・る罪人などを捕らえるため, 手はずを整えて待ち構える。IIあみ【醤蝦・糠蝦】甲殻綱アミ目のエビに似た節足動物の一群の総称。 体長1~2センチメートル。 体は透明。 雌には哺育嚢(ホイクノウ)がある。 ほとんどが海産で, 日本近海で約一三〇種が知られるが, 汽水・淡水にすむ種もある。 飼料や釣りのまき餌にしたり, 塩辛・佃煮(ツクダニ)など食用にする。IIIあみ【阿弥】⇒ 阿弥陀号
Japanese explanatory dictionaries. 2013.